ライン
http://www.youtube.com/watch?v=MhAA0pDdRMo
アルバムの1曲目。2008年作、2011年ことばを修正。
曲のタイトルがなかなか決まらなくて、これに決まった。
2008年以降のライブでは必ず歌ってきた。
CDのバック、この坊やは札幌に来る少し前の僕です。
約40年くらい前。
どことなくおびえたような感じで、少しも笑ってない。
正面を向いていない。
この写真を撮ったのは僕の父。
ファインダーを通して、どんな眼差しだったのだろう。
僕には父の記憶が全くない。
父のことなんて考えたことがなかった。
「どうしてるかな?」
なんてまったく思わなかった。
10年くらい前。
そう、ちょうど「佐東 景」としての初の音源"monotone"を作ってる時期に、
とある人から、父がこの世にいないことを教えてもらった。
なんとも思わなかったけど、僕が生まれた町、住んでた家に行くことになった。
部屋からたくさん写真が出てきた。
自分の部屋でステージ衣装らしきものに身をまとい、おそらくセルフタイマーかなんかで
”自分撮り”した写真。
ギターをかかえて、サインまで書いてある!
あぁ、って思った。
「久しぶりだね~」という、この曲のはじまり。
たぶん、これ、自分の言葉じゃないのかもしれないな。
この世とあの世は区切られてるのではなくて、となりにあるんだって。
現実?ってそんなもんなのかもしれないって。
「現実は確かに線で繋がってる」
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